そもそも家計簿つけるべき?

圧倒的につけるべきです。「◯年後までにX万円貯めたい」と思ったら、「どのぐらいのペースでどのぐらい」と考えないといけませんよね。そのためには「今の自分がどのぐらい貯められるか」を把握してないといけないはずです。なので家計簿をつけないといけないです。

アプリでつけるべき

タイトルのように、私は家計簿はアプリでつけるのが圧倒的に便利だと思っています。理由は主に2つ。

  1. 楽だから
  2. 資産全体を把握することができるから。

1.楽だから

大抵の家計簿アプリは、口座やクレジットカードと連携して使用します。そして口座からお金が引き出されたりクレジットカードが使用されると勝手に支出を記録してくれます。つまり連携さえしていれば何もしなくても家計簿ができあがるのです。
これの何が便利かというと、たとえばこういう事態を避けることができるようになります。

例:
今日から家計簿をつけよう!

2ヶ月後……なんかめんどくさくなってきたな。あれ?これはどの項目に振り分ければいいんだ


3ヶ月後……もういいや。諦めよう

家計簿はつけ続けて振り返ることで威力を発揮します。しかしその最大の敵が「めんどくさいさん」。

家計簿って、完璧につけようとするとえらい時間かかりますよね。集計して、項目ごとに分類して、予算と比べて……。

こんなにめんどくさかったら、仕事や家事で忙しくてとか、単に気合が入らなくてとか、「今日はやらなくていいや〜」という気分になる日は必ずあります。それでも翌日なり翌週なりにまとめて記録できればいいのですが、たいていの場合、たまったレシートを見るのも嫌になり、いつしか家計簿を開くことさえしなくなるのです……。あとせっかく記録していても計算を間違えていたとかもあるあるです。

しかしアプリをつかえば何もしなくても記録されていくので、そもそもこの強敵と戦う必要がありません。

2.資産全体を把握することができるから

資産形成に興味がある人は、生活用・貯蓄用・投資用の3つを持てと言われたことがある人も多いでしょう。市販の家計簿の多くは毎月の支出を記録するだけですが、アプリを使えば銀行口座に預けていたり証券口座で運用中のお金も含め、資産全体を管理することができます。
これはたとえば
例)
a口座に175万円、b口座に280万円、c口座に90万円か


端数がめんどくさいから、ざっくり計算しちゃお!合計で200万+300万+100万=600万! 



実際は545万円……50万以上も差額が…


ということを避け、正確な資産額を把握することができます。そして正確な資産額がわかると資産形成のモチベになりやすいです。

実際、ノー家計簿派だった私の姉は、資産総額を600万円ぐらいで見積もっていたのですが、家計簿アプリをインストールしてまとめてみたところ、実は720万円もあった、ということがありました。

家計簿どう生かすか

私は以下のようなルーティーンで家計簿を使っています。コツはざっくり管理することです。

記録をとる

とりあえず家計簿アプリをインストールし、持っている銀行口座やクレジットカードを全部登録します。そして1ヶ月ぐらい生活します。「普通に生活したらどのぐらいお金かかるのか」を知るためなので、この時点では節約しようとか思わなくて大丈夫です。

予算作る

「だいだいこのぐらい使ってるな」という金額が分かったら、それをもとに予算を設定する。使った支出の0.8倍ぐらいで目標を立てます。食費や交通費など、項目ごとにではなく、「全体で何万」ぐらいでいいです。細かい計画立てるのはめんどくさいのでオススメしないです。

予算と比べあっやべとか思って節制する

 月中で暇なときに家計簿アプリを開きます。自動でつけてくれてるので、見るだけで「まだ3週間もあるのに予算の半分も使ってるな」とか「あと3日しかないけど予算余ってるな」とかわかります。それに合わせて適当に支出を調整します。

使いすぎのお金はないかなと考える

だいだい月の終わりぐらいに記録をもとに次の月の目標を立てます。ここもざっくりで、予算以内に収まってたらそれ以上見直さないこともあります。ここを削る代わりにここを増やしたいな的なリバランスをすることもあります。

例えば、自分は平日の昼食代が多かったです。私の場合、平日の昼食は味を楽しむとかではなくただの栄養補給で楽しくもなんともないところなので、ここにお金がかかりすぎているのは勿体無いと思って減らしました。

資産把握してモチベにする

暇なときに、月々の支払いだけでなく資産全体も見ます。資産が右肩上がりになると嬉しいしもっと頑張ろうというモチベにもなります。内訳が出るやつであれば、現金保有率より投資信託保有率が高くなってきたら本格派っぽくない笑みたいなモチベもわきます。