【スマホ代が半額に】LINEMOベストプラン＋オプション無しが最強

LINEMOとは

ソフトバンクが提供するサブブランドです。いわゆる格安スマホのくくりに入ります（公式サイト：https://www.linemo.jp/）。

LINEMOには以下の二つのプランがあり、どちらかを選んで契約します。さらに、各種オプションを追加することもできます。

なお、いずれも通話には30秒ごとに22円かかります。

各種オプションは以下です。必要なものだけ選ぶことができます。ひとつも選択しなくても大丈夫。

わたしは３ヶ月間LINEMOを使用しました。その結果、「ベストプラン」＋「オプションなし」が最強という結論になりました。

LINEMOのメリット

３ヶ月使用して感じたメリットは以下の通りです。

料金が安い

大手３キャリア（ソフトバンク、ドコモ、au）に比べて、料金がかなり安いです！私は月々の通信料が半額以下になりました。

2024年6月現在、大手３大キャリアの通信費は以下の通り。

キャリア	月額料金（割引等なし）	プラン
ソフトバンク	6,750円	メリハリ無制限＋
ドコモ	6,650円	eximo（ギガ無制限）
au	7,238円	使い放題MAX

それに対してLIMEMOは以下です。

キャリア	月額料金（割引等なし）	プラン
LINEMO	990円〜2,090円	ベストプラン
LINEMO	2,728円〜3,960円	ベストプランV

ベストプランVでも半分以下、ベストプランなら最大約7分の1になっていることがわかりますね。

私の月々の利用料は３ギガほど。それでも、以前ソフトバンクを利用している時は、、月額3,000~4,000円ほどかかっていました。キャンペーンなどでかなり割引をしても、3,000円を下回ったことはなかったです。

現在はLINEMOのミニプランを使用しています。基本料は990円で、通話料などが多めにかかってしまった時も、1,000円ちょいに収まっています。

通信の品質が良い

LINEMOはソフトバンクと同じ回線を使っています。そのため、格安SIMの中でも通信の品質はかなり良い方です。

日曜日の夕方６時ごろに計測したところ、通信速度は以下。

webサイトの閲覧や動画の視聴にも問題ない速度です。

通信速度の測定はこちらで行いました。

朝の通勤ラッシュや昼休みなど、回線が混みやすい時間帯に使用しても、重くならないです。動作が止まる、遅くなるということも今までほぼありません。

料金や契約内容の確認がしやすい

LINEMOのLINE公式アカウントと友達になることで、簡単に料金や使用データ量の確認ができます。

また、詳細画面からオプションやデータプランの変更などもできます。

オプション無しミニプランで大丈夫？

ここまでLINEMOのメリットを紹介してきました。ここからは、そのなかでも「ベストプラン＋オプションなし」を推す理由を解説していきます。

データ容量は３ギガで十分

以下のような人にはベストプランの3ギガのデータ容量で十分足ります。

LINEMOはLINEがギガフリーで使えます。なので、「ほとんどLINEでしかスマホをつかわない」という人はミニプランで大丈夫です。

ちなみに、自分のスマホ使用はニュース記事などテキスト系の閲覧が主で、屋外での利用は少なく、家ではwifiを利用。これで使用量は約1.7GBです。

オプションは本当にいらない

たくさんあるオプションですが、基本的に全部いらないと思います。一つ一つ確認していくと……

留守電パック（220円/月）・通話準定額（550円/月）・通話定額（1,650円/月）の電話系オプション

「留守電パック」は留守電機能が使えるオプション。「通話準定額」は5分以内の国内通話が、「通話定額」はすべての国内通話が無料になる、というオプションです。

ですが、LINEMOはLINE通話機能がギガフリーで使えます。なので普段の通話はそれで十分代用可能だと思います。留守電も、LINEにメッセージを残せば良いのではないでしょうか。

仮にLINEを使えない相手だとしても、通話料金は22円/30秒。通話準定額オプションに加入するなら月に13分以上、通話定額オプションなら38分以上電話しないと元が取れません。LINEユーザー以外とたくさん電話するのでないのなら不要だと思います。

セキュリティパック+（660円/月）

危険サイトのチェックなどをしてくれるオプション。ですが、別途セキュリティアプリをインストールしたほうが安く済みます。例えば大手・ノートンのモバイルセキュリティアプリは年額3,080円。セキュリティパック+に加入すると年間で7,920円かかりますから、4,000円以上も安上がりです。

端末持ち込み保証（715円/月）

スマホ端末の修理をお得におこなえるオプションです。

端末が故障した際に、一回あたり6,600円で修理が受けられます。

液晶にヒビが入った場合、通常なら2~3万円の修理費用がかかるようです¹。なので、1年８か月以内に故障した場合に元が取れる計算になります。

しかし、ギガ容量がベストプランの３ギガでおさまる人なら、そもそも屋外利用は少ないでしょうし、破損の可能性も低いかもしれません。

また、ガラス割れについては、保護シートや手帳型のケースの使用で対策も可能です。そう考えると、あえて入る必要のないオプションだと思います。

LINE MUSIC（480円/月）

音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」をお得に利用できるオプションです。さらに、LINEスタンププレミアム（ベーシックコース）に含まれるスタンプを５個まで保有できます。

LINE MUSICは音楽ストリーミングサービスの中では比較的安価です。なので、好きな人は検討の価値があるかもしれません。

ですが個人的には、音楽を聴くというだけなら、YouTubeでよくない？　という感じがします。

Apple Arcade（900円/月）

ゲームサブスクリプションサービス「Apple Arcade」をお得に使うことができるオプションです。オフラインでも遊べ、追加課金がないことが魅力です。

ですがLINE MUSIC同様、ゲームが好きな人以外は不要なオプションだと思います。無料ゲームでも面白いのはたくさんありますし、個人的にはそれで十分です。

Apple TV+（900円/月）

映画＆ドラマのストリーミングサービス「Apple TV+」をお得に利用できるオプションです。

同じ映像ストリーミングサービスなら、アマゾンプライム（月額490円〜600円）の方が安いです。さらに配送無料などの特典もあります。Appleのオリジナル作品を見たいのではない限り、不要だと思います。

LINEMOのデメリット

デメリットはほぼ感じませんが、強いて挙げるなら以下です。

家族割、自宅wi-fiとのセット割がない

複数回線契約した際に料金がお得になる「家族割」がありません。また、ソフトバンクの「おうち割ひかりセット」のような、WI-FIとのセット割もありません。

ですが、その分基本料の安さが段違いなので、総合的に見てLINEMOの方が安いです。

ギガの繰越・シェアができない

LINEMOでは、ギガシェアができません。今後できるようになる予定もないようです。

ギガの繰越もできません。毎月1日にリセットされます²。

オンラインでの契約しかない

ソフトバンクやワイモバイルは店頭で店員さんに説明してもらいながら契約をしますが、LINEMOは完全にネット上での契約となります。ですので、スマホに苦手意識を持っている方はハードルが高く感じてしまうかもしれません。

ですが、基本的には公式サイトの流れにそって進めていけば大丈夫です。

LINEMOまとめ

通信費は固定費かつ各種プランによって値段の幅が大きいので、見直してみるとすぐに効果を感じる項目の一つだと思います。最初は少し腰が重いですが、作業自体はとても簡単なので、まずは契約して、不足を感じるようであれば後から修正することをお勧めします。

1. https://andoroid-repair.com/price.html ↩︎
2. https://www.linemo.jp/support/faq/view/27268 ↩︎